ブルーシールアイスクリームって?
沖縄のアイスショップ
ブルーシールは沖縄県内に直営店、FC店、取扱店あわせて40店舗以上も有するアイスクリーム店です(2019年12月現在)。空港や有名な観光地の近くにもお店があるため、沖縄に行くと青いブルーシールのロゴマークは必ずといっていいほど見かけるでしょう。それくらい沖縄に根づいたアイスクリームなのです。
アメリカからやってきた!
ブルーシールアイスクリームは沖縄で生まれたと思っている人も多いのではないでしょうか。実は、発祥はアメリカなのです。もともとは戦後の沖縄で、アメリカ軍関係者のために提供されていたアイスでした。当時はキャンプ地内のみでしか食べられませんでしたが、その後店舗をキャンプ地の外へ移し、県内各地に広まっていったのです。
観光スポットになっているお店も
浦添市牧港には、記念すべきブルーシールアイスクリームの1号店があります。ポップなアイスクリームの看板が目立つ、爽やかな外観のお店です。店内もレトロでかわいく、1960年代頃のアメリカを彷彿とさせます。お店の中も外もおしゃれでフォトジェニックなので、観光スポットとしても人気です。
沖縄以外でも食べられる!
横浜、福岡などの地域にも出店していますが、沖縄以外の店舗はそれほど多くはありません。しかしオンラインショップがあるので、どこに住んでいても食べられますよ。自宅で好きなときに沖縄の味を楽しめるのは嬉しいですね。
ブルーシールアイスクリームの特徴
どうしてブルーシールアイスアイスクリームは沖縄でこんなに愛されているのでしょうか?それには理由があります。特徴を知ると、愛されている理由がきっとわかるでしょう。主な特徴を2つご紹介します。
アイスなのにさっぱり
ブルーシールアイスクリームの一番の特徴は、何といっても味わいがさっぱりしていることです。アイスクリームを食べると濃厚なコクが口の中にいつまでも残り、喉が乾いてしまった経験がある方もいるでしょう。多くのアイスと違い、ブルーシールのアイスはとにかくさっぱり。夏でもおいしくいただけます。これが暑い沖縄で愛されている理由なのです。
さっぱりのヒミツは植物性脂肪
ブルーシール独特のあっさりしたコクの正体は、植物性の油脂です。一般的なアイスクリームは牛乳や生クリームといった動物性の油脂を使ってコクを出しています。動物性油脂の脂肪分が多いほど口当たりが濃厚でリッチな味わいになりますが、その分口に残りやすく重たく感じることも。植物性油脂は淡白なため、たくさん食べてもしつこく感じにくいのです。
フレーバーがたくさん!
ブルーシールのお店のショーケースには、30種類ものアイスが常に用意されています。こんなにたくさんのフレーバーがあると、何度訪れても飽きないですよね。悩むほどたくさんの味を選べるのも特徴です。
ご当地テイストのアイスも多数!
サトウキビや紅芋、シークヮサーなど沖縄を代表するフレーバーがたくさんあるのも大きな特徴です。中には沖縄県産の原材料を使ったアイスもあります。その土地ならではの食を味わうのも観光の楽しみの一つなので、ぜひ食べてみたいですね。マンゴーやココナッツなどの南国フレーバーも充実していますよ。
沖縄のブルーシールアイスクリームの種類にないのは?
以前お店を訪れたときにはあったフレーバーが次に訪れたときにはなかった、ということもあります。なぜなら、期間限定や店舗限定のフレーバーも多く存在するからです。ですので、常に同じ種類のアイスがあるとは限りません。また、沖縄らしい個性的なフレーバーもたくさんありますが、バニラやチョコレートといった定番フレーバーももちろんありますよ。