フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?

フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?

フライパンについた頑固な焦げを落とすために苦労したことはありませんか?内側についてしまった焦げは残っていると作っている間も嫌な気分になりますし、外側についたこびりつきも固くて取るのが大変です。今回はフライパンの種類ごとに分けた焦げを落とす方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.フライパンの焦げ
  2. 2.フライパンの焦げを落とす方法【種類別】
  3. 3.フライパンを洗う際の注意点
  4. 4.フライパンの焦げを落とすおすすめアイテム
  5. 5.フライパンの寿命について
  6. 6.フライパンの焦げ付きと手入れについて

フライパンを洗う際の注意点

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焦げが落ちたからといってそれで安心というとそうではありません。せっかくきれいに落としたんだから丁寧に扱って手入れの手間を減らしたり長く使ったりしたいものです。フライパンの洗い方も種類によって違ってきます。日頃から気をつけておくと長持ちしますよ。

鉄は熱いうちにお湯で洗う

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鉄のフライパンの強みはなんといってもガリガリと擦れること。なんの加工もされていないので何かが剥がれて焦げやすいということもありません。ただし、手入れの仕方が他と違うだけに買ったばかりの油ならしや焼き込み、洗うときに洗剤を使わないなどのポイントがあります。

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洗うときも熱くなっているうちにお湯をかけてたわしや竹でできたブラシでこすって洗います。洗剤をつけないのは最初に油慣らしをした必要な油分が洗剤をつけることで全て流れ落ちてしまい、錆びやすくなってしまうからです。洗った後も煙が出るまでから焼きして水分を飛ばし、冷ましてからしまいます。

ステンレスは熱いうちに水につける

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鉄とその他の間のお手入れに成るステンレスのフライパン。激しい温度変化にも耐えられるのが特徴です。お皿に料理を盛り付けたら水につけてしまいましょう。こうすることで汚れが落ちやすく、焦げ付きを抑えることができます。しまうときも水気はしっかり拭き取りましょう。

テフロンなどは冷めてから

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テフロンやフッ素加工などのフライパンに加工が施されているものは熱々の状態の時にいきなりお湯や水をかけてはいけません。焦げ付き防止のための加工が剥がれてしまいます。鉄以外のフライパンは食事が終わってから洗剤をつけて優しくこするようにすると加工が剥がれません。調理の間も金属ヘラは使わずに木ベラを使うと傷がつかずに長持ちします。

フライパンの焦げを落とすおすすめアイテム

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こすったりつけ置きしても取れなかった頑固なこびりつきは諦めずに重曹を使ってみましょう。なんだかんだと掃除に大活躍してくれる重曹はフライパンの焦げ付きにも一役買ってくれます。

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重曹と水をペースト状になるように混ぜて歯ブラシにつけてこすってみてください。それでも取れないときはペーストを塗りつけてラップでパックし、30分ほど放置しておくとするっと取れることがあります。こする時はあまりガリガリこする必要はありません。余った重曹ペーストは取っておけますし、五徳などの掃除にも使えます。

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もう1つのやり方は重曹と水をフライパンに入れてグツグツ10分ほど沸かし、冷まします。内側にこびりついた焦げ付きに有効です。これならお湯を沸かしただけですからこすることすらしていません。

フライパンの寿命について

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フライパンの寿命はどれくらいなのでしょうか。鉄やステンレスは加工がされていないため、使い方次第ではずっと使えますが、テフロンやフッ素などの加工がされたフライパンは約2年ほどとされています。2年ほどするとコーティングが剥がれてくるため大抵寿命になります。

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もっと早く使えなくなる、鉄のフライパンなのにすぐにダメになったという方はフライパンの使い方を見直してみましょう。鉄のフライパンがダメになってしまう場合は最初のから焼きや油ならしをしていなかったり、濡れたまましまっているなどの原因が挙げられます。洗剤を使用しても油が剥がれて焦げ付きやすくなるので使った場合は必ず油を入れて熱し、なじませておきます。

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コーティングがされているフライパンがすぐに使えなくなるなら高温で使っているか、熱いまま水につけているなどの原因があります。また海外製のコーティングされたフライパンで長く使えると言われているフライパンも、日本では毎日のように使うのですぐに焦げ付くようになってしまいます。

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ヨーロッパなどでは普段の食事は簡単に済ませるため、フライパンもさほど登場しないのです。作るときも温度はそれほど高くなく、健康志向で油をたくさん使わずに、中火や弱火でゆっくり炒めたり煮込むことがほとんどです。使わないのですから傷まないので長く使えるということです。長く使いたい場合は多少高価でも、コーティングのされていないフライパンをおすすめします。

フライパンの焦げ付きと手入れについて

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気に入って購入したフライパンなのですから、長い付き合いにしていきたいですよね。特に鉄やステンレスのフライパンは扱い方次第で自分から孫まで受け継ぐことができると言われています。ここまでご紹介をしてきましたが、焦げ付きを簡単に落とすコツは早く落としてしまうこと。そうすることで大きな労力にならずにすみます。

Cham
ライター

Cham

思いつきでいろんなことをするタイプ。 趣味は料理と手帳と文具とコーヒーとー… 30超えてもいろいろ定まらない生き方をしています。

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