たこ焼き粉でお好み焼きは作れる?
お好み焼きを作ろうと思って冷蔵庫を開けたら、たこ焼き粉しかなかった!そんな経験はないでしょうか。間違えてたこ焼き粉を買ってきてしまったときや、たこ焼き粉を早く消費したいときも大丈夫です。たこ焼き粉でお好み焼きを作れます。今回は必要な材料や調理の手順をご紹介します。
たこ焼き粉とお好み焼き粉の成分の違い
たこ焼き粉とお好み焼き粉は、パッケージの見た目も近く、並んで販売しているので、一体何が違うんだろうと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。どちらも基本は小麦粉ですが、そのほかの成分には少し違いがあります。それぞれの主な成分は以下です。
たこ焼き粉の成分
たこ焼き粉の材料は小麦粉、砂糖、食塩などをベースに、かつお節やこんぶの粉末、かつおやこんぶエキスなどのだし類、ベーキングパウダーにその他調味料、粉末醤油、そして山芋粉などの粘り気を出す成分が含まれています。山芋はお好み焼きに入れると美味しいというのは有名ですよね。山芋粉などの成分は入っていても問題なくお好み焼きに使用できそうです。
お好み焼き粉の成分
お好み焼き粉の材料は小麦粉、砂糖、食塩などをベースに、かつお節やこんぶの粉末、かつおやこんぶエキスなどのだし類、ベーキングパウダーにその他調味料…ここまではたこ焼き粉とほぼ同じです。お好み焼き粉には、ふんわり感を出すために増粘剤などが含まれていることが多いです。
違いがわかっていれば代用やアレンジができる
調味料については多少の違いがありますが、たこ焼き粉、お好み焼き粉どちらも小麦粉をベースに旨味成分などが足されており、どちらもあまり変わりないことがわかりますね。どちらも同じような成分のため、ほぼ同じ分量で置き換えできます。たこ焼き粉には醤油などの成分も多く、よりだしの効いたお好み焼きができそうです。あえてたこ焼き粉を使ってお好み焼きを作るのが好きだという人もいます。
専用の粉はメーカーによるベストな配合
別々に売ってあることからもわかるように細かな成分が違い、お好み焼きとたこ焼きを作るのに食感などがベストになるようにメーカーで配合されているので、専用の粉があるならそちらを使ったほうがよいでしょう。冷蔵庫の整理などで代用してもよいですね。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。