地味だけどおいしい「地味弁」
学校や仕事でランチを食べるために、家庭から持参する食事がお弁当です。これまではお弁当箱の中身は個人的なものでしたが、SNSの普及に伴い他人に見せる文化が浸透してきました。写真映えするお弁当がもてはやされる傾向もありますが、本当においしいお弁当に写真映えは関係ありません。
SNS映えしないおいしそうな弁当が地味弁
お弁当とは本来、蓋を開けたときの彩りが必ずしも鮮やかである必要はありません。緑の野菜も醤油やだしでしっかり味付ければ色はくすみますし、しっかり焼いたお肉と似たような色合いになる場合もあります。この記事では、写真映えしなくてもおいしい「地味弁」をご紹介いたします。
おかずの品数は少なくてもOK
キャラ弁の対極にあるのが地味弁です。彩りに気を使わない分、おかずの品数が少なくなる可能性もあります。しかしSNS映えを気にしない地味弁にもバリエーションはたくさんあります。
おすすめ地味弁①海苔弁当
5月25日(木)
— きまぐれダイアリー (@seiko070711) May 24, 2017
主人と次男と私のお弁当
海苔弁当
焼鮭
コロッケ
豚焼肉
きんぴらごぼう
厚揚げとがんもの煮物
ルビーグレープフルーツ#お弁当 #手作り弁当 #地味弁 pic.twitter.com/KnGq02VFas
お弁当箱一面に米を敷いて海苔を乗せ、おかずを乗せたものが海苔弁当です。焼き魚やフライなど確実にごはんがすすむおかずをダイナミックに敷き詰めた海苔弁当は、一見地味な和食のおかずが主役になる地味弁当の王道です。
おかか海苔弁当も定番
海苔の上におかずを乗せず、ご飯の上に醤油で味付けしたおかかと海苔を乗せたおかか海苔弁当もシンプルでおいしい地味弁です。キャラ弁ではキャラクターを描くための画材として使われがちな海苔も、おいしいおかずのひとつなのです。
おすすめ地味弁②唐揚げ弁当
お弁当の超定番人気おかずが「唐揚げ」です。茶色くゴツゴツとかわいくない形状の唐揚げですが、なぜか毎回入れても飽きられず喜ばれます。同じく人気の卵焼き・ウインナーと合わせてお弁当箱に詰め込めば、お米が進むおいしそうな定番お弁当が完成します。
おすすめ地味弁③爆弾おにぎり
具材を入れたおにぎりの全面を海苔でくるんで作る爆弾おにぎりも、色が真っ黒で写真映えはしませんがバリエーションが豊かでおいしく人気のお弁当おかずです。サイズが大きくても食べやすくボリューム満点で、お米の中にさまざまな材料をくるめば飽きません。
爆弾おにぎり実例紹介
1.チャーシュー・小松菜・半熟卵
材料も大きさも自由なので、おかずをたっぷり詰め込んでおいしい完全食おにぎりも作れます。半熟卵をまる一個を使った大ぶりおにぎりはボリューム満点で、ランチタイムの満足感もアップします。
2.カレー・ピーマン・ミートボール
カレーご飯も、水分を飛ばせばおにぎりの材料になります。味がしっかりしていて単独でもおいしいカレーですが、中に具材をいれれば最後まで飽きずに食べられます。このおにぎりでは、カレーに合うピーマンとミートボールが入っています。
3.そぼろ・大葉卵焼き
お肉を具材にすれば食後の満足感がアップします。ぽろぽろのそぼろでも、卵やお米、海苔でしっかりと握り固めれば食べやすくおすすめです。おにぎりひとつで品数も十分なランチになります。
早速、おいしそうな地味弁をみてみましょう!