ウーロンハイとは?
ウーロンハイやウーロン杯など書き方は違いますが、どちらも焼酎とウーロン茶で作るカクテルのことです。ウーロンハイと呼ぶ理由については諸説あるものの、「焼酎のウーロン茶割」では少し長くお店で注文する際に言いにくいことから、チューハイブームにあやかりウーロンハイとなったとされています。カクテルでも甘さはプラスせず、ウーロン茶の渋みが加わるので甘いお酒が苦手な人にも飲みやすいのが人気の理由です。
ウーロンハイの作り方
ウーロンハイに必要なのは、「ウーロン茶と焼酎」だけです。居酒屋でも人気メニューですが、材料を揃えやすく手順も簡単で、家飲みにも人気があります。冷たくして飲みたい場合は氷を入れてもいいですし、寒い季節は温かいウーロン茶を使ったホットウーロンハイもおすすめです。手順は簡単ですが、よく混ぜるのがポイントです。
ウーロンハイの割合について
ウーロンハイを作るとき、割合がよくわからず濃すぎたり薄すぎたりしておいしく飲めないという経験がある人も多いのではないでしょうか?焼酎とウーロン茶の割合は、3:7や4:6が理想とされていますが、人によって好みが違います。お酒が強く焼酎の香りや味を楽しみたいので、1:1や1:2で飲むという人もいます。
おすすめの割合は?
どの割合がおいしいと感じるかは個人差もあるので、まずは一般的な理想とされる3:7や4:6を試してみて、そこから自分好みの割合を見つけるのがおすすめです。氷を入れると少し薄まりますので、マドラーでよく混ぜるのもポイントです。
ウーロンハイの焼酎は何を使う?
焼酎にも種類があり、使用する焼酎によってもウーロンハイの味や香りは違ってきます。味や香りの違いは、原料が関係しています。一般的なのはサツマイモから作る芋焼酎と、麦から作る麦焼酎です。芋焼酎は香りやクセが強いので、好きな人にはたまらない魅力がありますが、好き嫌いが別れます。麦焼酎はあまりクセがなく飲みやすいので、初めて焼酎を飲むなら麦焼酎から試すといいでしょう。
クセのある焼酎が好きな人は、泡盛を使うのもいいかもしれません。
焼酎の甲類と乙類とは?
焼酎には甲類と乙類という2つの種類があります。どちらも蒸留という醸造法で造りますが、甲類は連続式蒸留機を使用し、乙類は単式蒸留機を使用するという違いがあります。
甲類の特徴
甲類はクセがなくすっきりとした味と香りなので、万人受けします。価格も安価で購入しやすいのがメリットです。ロックやストレートでも飲みやすいですし、ウーロンハイのように割って飲むのもおすすめです。焼酎初心者にも飲みやすいので、初めての場合は甲類から試すといいでしょう。
乙類の特徴
乙類は甲類に比べてクセや香りが強めです。個性が強く焼酎好きに好まれる銘柄が多く見られます。焼酎の香りや味を楽しめるので、ロックやストレートで飲むのがおすすめです。ウーロンハイのように何かで割って飲むのにはあまり適しません。造るのに時間と手間がかかるので、価格も高めく本格的な焼酎好きに選ばれています。
混和というのもある
甲類と乙類を混ぜることで、双方のよさが一つになるという混和類もあります。甲類で物足りなさを感じる場合は、甲類をベースにして乙類を少しプラスすることで香りを楽しめます。乙類のクセが気になるときは、乙類ベースに甲類をプラスしてマイルドにするというようにベースを変えて楽しむのもおすすめです。
甲類で人気の焼酎
JINRO
米と麦殻造られたピュアで飲みやすい焼酎です。アルコール度数は20度と25度の2種類があり、サイズもバリエーションに富んでいるのでニーズにあわせやすいのがメリットです。お手頃価格で試せます。
大五郎
スーパーやコンビニでも見かける、大容量サイズでお得感がある焼酎です。純水を使用しているのでクセがなくすっきりとした飲みやすさも魅力と言えます。ペットボトルは、1.8L/2.7L/4Lの3サイズを展開しており、220mLのミニサイズもあります。コスパよくウーロンハイを楽しみたいときにおすすめです。20度と25度の両方があり、お好みで選べます。
キンミヤ
居酒屋や焼酎が飲めるお店で人気の銘柄です。口当たりがよく飲みやすいので、初心者にもおすすめです。レトロなラベルが特徴的で、サイズ展開も豊富なのでニーズにあわせて選べます。お手頃価格で、ウーロンハイにしてもおいしく飲めます。アルコール度数は20度と25度の2種類からお好みで選べるのもポイントです。
次は、ウーロンハイのカロリーや糖質、おいしい飲み方を紹介します。
クセがなくすっきりとしているという意味では、黒糖から作る黒糖焼酎もおすすめです。