キャベツの千切りを保存する方法
キャベツの千切りができたらできるだけシャキシャキの状態で保存できる方法をご紹介します。付けあわせにさっと使える野菜を作り置きしておくと毎日の調理が楽になるので、ぜひ活用しましょう。
キャベツの千切りの保存方法①ビニール袋で保存
レモン汁を少量入れた冷水に浸す
キャベツの千切りは葉ごと洗い、千切りにしてそのまま食べられます。シャキシャキとした食感を味わうためには千切りしたあとに冷水にさらすと、さらにキャベツのうまみや食べ応えがあります。作り置きも考慮してたくさん作るのでしたら、水にレモン汁を少量絞り入れるか、酢を小さじ1/2程度入れるのもおすすめ。キャベツの酸化を遅らせてくれる効果があります。
キャベツの千切りの水分をしっかり切る
冷水にさらしたキャベツの千切りをザルでしっかり水を切り、キッチンペーパーで余分な水分を取ります。サラダスピナーがある場合は活用するとようでしょう。
ビニール袋に入れて空気を抜いて保存する
水気を取ったら保存用のビニールやジップロックに入れて、できるだけ空気を抜き(真空状態に近い方が望ましい)口をキッチリ閉めます。ビニール袋の場合はキャベツが潰れない程度に袋の上から押し、キャベツが入っていない部分をねじりながら空気を出します。常温に置きっぱなしにせず、野菜室でもなく、冷蔵室に入れておきましょう。作り置き用にする場合は袋を分けておくと都度使い切れるので便利です。
千切りキャベツを保存する際は、破れにくい保存に向いているビニール袋を使いましょう。ほかの作り置き調理や冷凍保存にも使えるので、常備しておくといろいろと使えるのでおすすめです。野菜は常備野菜として冷凍しておくとお財布に優しい使い方ができます。
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キャベツの千切りの保存方法②水に浸したまま保存
2~3日で食べ切る予定でしたら、千切りキャベツを水に浸した状態での保存もシャキシャキとした食感が味わえます。100均で手に入るザルつきの保存容器に入れておけば水切りもさっとできて、毎日の水交換も楽にできるのでおすすめです。こちらの保存場所も常温や野菜室ではなく、冷蔵室に入れておきましょう。
ザル付き保存容器
ザル付きの保存容器は100均でも手に入るので一つは持っていたいアイテムです。千切りキャベツのほかにも保管しながら水切りができるので時短にもあります。冷凍しておいた野菜などこちらの容器に入れておけば常温に出しておくだけで水切りができます。
千切りキャベツの保存方法③冷凍する
キャベツは千切りのほかにもざく切りなど、生のまま冷凍して作り置きできます。あらかじめ、だいたいのパターンの調理方法にあわせた形状にカットしておき、ジップロックなどに入れて(できるだけ密封状態にする)保存することで日持ちします。使うときはそのまま鍋に入れて調理するか、常温や冷蔵室に出して自然解凍してそのまま食べます。
ただし、キャベツは一度冷凍することで組織が破壊されてしまうことから、切りたてのシャキシャキ感はなくなります。解凍後も生のままでも美味しく食べられますが、スープに入れるなどして使うことをおすすめします。キャベツの旨味が出てさらに美味しくなります。
キャベツの選び方
キャベツは季節ごとに甘みや食感、色、葉の巻き方も違います。春から夏にかけて温かい期間に採れたキャベツは、朝採れと称してすぐに出荷する場合がありますが、寒い時期は一旦、保管庫に貯蔵してから出荷することもあります。雪が降る地方では、あえて雪の中に埋めておき長期間熟成させて甘みを引き出してから出荷する方法もあります。
季節により葉の色や厚み、巻き方も違うキャベツについて、こちらでは美味しいキャベツの選び方を見ていきます。
選び方①葉の巻き見る
春キャベツと呼ばれる、春先に採れるキャベツは緑の色が濃く、巻きはふんわりとしており、冬に出回るキャベツは白っぽい色で巻きがきっしりしています。1/2や1/4などにカットされているキャベツは切断面を見られるので、巻きが多いキャベツを選ぶとよいでしょう。一玉で購入する際は、巻きを見られないので下記の重量で選びましょう。
選び方②重量
寒い時期のキャベツは春キャベツよりも糖分などの栄養分を内側に留めて育ち、葉が硬めに育ちます。そのため、春キャベツなどと比べるとずっしりとした重みがあります。いくつか持ち比べてみて重量のあるものを選ぶとよいでしょう。春から夏に出荷されるキャベツは葉が薄く、寒玉キャベツと違い巻きがゆるやかなので、軽いものが多くなっています。
まとめ
キャベツの最初の処理によって、その後のキャベツの日持ちも違ってきます。寒い時期でしたら、下処理を行ったキャベツを新聞紙に包んだ状態で常温に置いておいても日持ちはするでしょうが、暖かい時期は冷蔵庫に入れるなど、できるだけ気温の低いところに保管しましょう。千切りにして作り置きする際は冷蔵か冷凍保存を必ず行い、葉が茶色になってきたら傷んできた合図ですのですぐに使い切りましょう。
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出典:写真AC