熱燗の作り方
家庭で作った熱燗は、お店で飲む熱燗と何かが違うと感じることが多くあります。自宅でお店の熱燗の味を再現するにはコツがいります。今回紹介する方法は今まで熱燗に抵抗があった方でも飲みやすい熱燗が作れますので、熱燗作りに挑戦してみてください。
用意する物
- 鍋
- 徳利
- 日本酒
手順
徳利があれば熱燗は湯煎やレンジで作れます。熱燗にすると日本酒の香りがなくなりやすいので、ラップや蓋をして日本酒の香りを閉じ込めましょう。温めすぎると日本酒のアルコールが飛び、辛くなってしまいますので、温め過ぎには気をつけてください。
湯煎で作る熱燗の作り方
- 鍋に徳利が半分ぐらい浸かるまでのお湯をわかします。
- 日本酒を徳利に8分目まで入れます。お猪口で蓋をしてください。
- 沸騰したら火を止めて、徳利を入れます。
- 好みの温度になったら徳利を取り出します。
レンジで作る熱燗の作り方
- 徳利に日本酒を1合(180mL)入れてラップをします。
- 電子レンジ(500W)で約50秒温めると、ぬる燗になります。
熱燗の作り方のポイント
徳利を入れるときにお猪口で徳利に蓋をしましょう。日本酒の香りがなくなるのを防ぎ、お猪口を温められます。熱燗をお猪口に注いだときに温度が下がるのを防止できるので、おすすめです。ぬる燗と飛び切り燗ではどのように味が変化するか飲み比べしてみましょう。
お猪口も温める
熱燗は5度で味や風味が変わります。徳利に入れた熱燗に温度計を使って温めても、そのままお猪口に注いでしまうと温度が5度下がってしまいます。繊細な日本酒を楽しむためにもお猪口は温めてから使いましょう。徳利を使えば熱燗の雰囲気も一緒に楽しめます。
温める時間は短時間
湯煎で熱燗を作るときはできるだけ短時間で温めるのが、うま味を逃がさない熱燗作りのコツです。沸騰したお湯に浸けた後は3分以内に徳利を取り出しましょう。日本酒の種類によってぬる燗や飛び切り燗など熱燗の適性温度は変化します。美味しい熱燗の飲み方を探しましょう。