病み上がりにおすすめの食事②うどん
消化のよいうどんは、弱った胃腸におすすめの食事です。食欲がなくてご飯が進まないときも、麺なら喉ごしがよく食べやすいですよね。ご飯は苦手だけれど、うどんは好きというお子さんも多いでしょう。具材と一緒に鍋で煮るだけなので、簡単にできて洗いものも少なくすみます。
鍋焼きうどんのレシピ
具だくさんで栄養豊富な鍋焼きうどんの、基本レシピを紹介します。土鍋で作ってそのまま食卓に出せば、温かくいただけてお腹にやさしいですね。
1人前の材料
- うどん 1玉
- 和風だし 300~400cc
- お好みの具材(鶏団子や油揚げ、かまぼこなど)
- お好みの野菜(ねぎ、しいたけ、にんじん、小松菜など)
- 卵 1こ(なくても)
- みりん 大さじ1~1.5
- しょう油 大さじ1~1.5
作り方
- 具材は適当な大きさにカットします。うどんは袋の分数茹でておきます。
- 土鍋にだし汁、調味料を入れて沸かします。にんじんなど火が通るのに時間がかかる食材は、この時点で鍋に入れます。
- 火の通りが遅い順(肉類→きのこ→葉物の順)に、具材を次々入れていきます。
- 煮立ったところにうどんを入れて温めます。
- 最後に卵を落とし、蓋をして好みの半熟具合になるまで待ちます。
調味料はお好みの濃さに加減してください。出汁を取らずに、顆粒の和風だしやめんつゆを使ってもよいです。好みの具材でアレンジしましょう。
病み上がりにおすすめの食事③鍋
鍋料理は病み上がりにおすすめの食事のひとつです。油を使わず、温かくいただけるのでお腹にやさしいです。脂身の少ない鶏肉や、魚介類を使った鍋がおすすめです。〆を雑炊かうどんにすれば、消化がよく、栄養バランスもばっちりな食事になります。
鶏団子鍋のレシピ
お腹にやさしい鶏団子鍋のレシピを紹介します。鶏ひき肉は、脂身の少ないむね肉のものを使うのがおすすめです。パサつきがちなむね肉も、鶏団子ならふんわり柔らかく仕上がるので食欲がない病み上がりでも箸がすすむでしょう。豆腐も消化がよいので、お鍋にぜひ取り入れたい食材です。
1人前の材料
- 昆布だし 700cc
- みりん 大さじ2
- しょう油 大さじ2
- 鶏団子 好きなだけ
- ねぎ、白菜、にんじん お好みの量
- 豆腐 お好みの量
- えのき、しいたけ お好みで
鶏団子は、鶏ひき肉、ねぎのみじん切り、おろし生姜、卵、塩、片栗粉を混ぜたもので作ります。
作り方
- 土鍋に昆布を敷き、水を入れて30分ほど置いたものを沸かし、昆布だしをとる。
- 野菜、キノコは好みの大きさにカットする。
- 昆布だしが沸いたところに鶏団子を入れて煮て、あくをとる。
- みりん、しょう油で味付けする。
- 火の通りにくい野菜から順に鍋に入れていく。火が通りやすい豆腐、ネギは最後に入れる。
- すべての具材に火が通ったらできあがり。
食欲がないときは食べられそうな具材だけ、量も少なめに。食欲が出てきたら具材を多くして、お好みでアレンジしてみてください。
病み上がりにおすすめの食事④バナナ
バナナは消化のよい果物の代表格です。乳幼児にも人気の食材で、その消化のよさから、離乳食でもしばしば登場します。主な栄養素は炭水化物ですが、体の中でたんぱく質の利用効率を高めるビタミンも豊富に含まれています。手軽に栄養が摂れるので、食欲がない病み上がりにおすすめの食材です。
焼きバナナのレシピ
バナナをそのまま食べるのが苦手という方は、焼きバナナにしてはどうでしょうか。甘くとろとろになって、いつものバナナが驚くほどおいしくなります。スイーツ感覚でいただけますよ。焼いて温めることで、より消化がよくなります。簡単レシピなのでぜひ試してみてください。
1人前の材料
- バナナ 1本
なんとバナナ1本を焼くだけ!包丁いらずの簡単レシピです。
作り方
- バナナを皮のまま、魚焼きグリルに入れる。
- 弱めの中火で様子を見ながら、皮が真っ黒になるまで両面焼く。
- トングなどで皿に移し、皮をむいてできあがり。
焼いたバナナはとても熱くなっているので、火傷に注意してください。
出典:写真AC