塩の種類・選び方まとめ!採れる場所の違いと精製塩と自然塩の違いとは

塩の種類・選び方まとめ!採れる場所の違いと精製塩と自然塩の違いとは

販売の自由化によってさまざまな種類の塩を見るようになってからずいぶん経ちましたが、何がどう違うか知っていますか?海塩、岩塩、湖塩などの種類や精製塩と自然塩の違いなどで随分と味が変わります。特に精製塩と自然塩の選び方と注意点を知っておくと健康にも役立ちますよ。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.塩とは
  3. 3.塩の種類
  4. 4.塩の選び方【料理別】
  5. 5.加工の種類の違い
  6. 6.塩の選び方の注意点
  7. 7.塩による味の違い
  8. 8.まとめ

塩の選び方の注意点

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ここまでいくつか塩の種類や料理別の使い分けをご紹介してきましたが、塩を購入するときにいくつか注意点があります。たかが塩、されど塩です。どうせ買うのですからご自分に合う塩を選びたいですよね。健康のため、とか料理を美味しくしたいとか塩の選び方はさまざまですが、こんな選び方もあります。

精製塩のイオン膜とは

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塩のパッケージに書いていることのあるイオン膜。塩を作るときにイオン膜を使った工程は、もともと工業用の塩を作るときの製造工程です。実はこの工程を施された塩は不純物と一緒にミネラルもなくなってしまうのです。

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この工程を行った塩は殆どナトリウムです。この塩を摂りすぎると高血圧などの病気を引き起こすと言われています。ですので健康のための塩選びの場合は工程の表示をよくチェックしてみましょう。天日と書いたものはミネラルが高いですよ。

色付きの塩は自然塩か

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色のついた塩はなんとなく健康にいい感じがします。確かにピンクの岩塩などはよく見かけますね。しかし、色がついているからといって果たしてそれは自然の色なのかと言われれば、全て自然の色いうわけではありません。特に茶色やグレーは釜の錆や田塩の泥であることがあります。そもそもミネラルは無色透明ですから、色はあまり関係ないようです。選び方で「色」と言うのはあまり気にする必要はないでしょう。

公正マーク

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2010年から表示が義務付けられた公正マーク。塩を選ぶときはこのマークがついた塩かをチェックしましょう。この表示がついている塩は「食用塩公正取引協議会」のルールに正しく従っている証拠。安心して購入して構いません。

塩による味の違い

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料理によって使い分けると食材が引き立ち美味しくなるというのは前述した通りです。しかし、どうしてこんなにも味に違いがあるのでしょう。塩は塩化ナトリウムが主な成分ですが、食材に使われる塩はまるっきり塩化ナトリウムというわけではありません。その他にも成分が含まれていて、私たちはその微妙な違いを感じるのです。どのような成分なのでしょうか。選び方でも随分変わってきそうです

成分による違い

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塩に含まれる塩化ナトリウム以外の成分を見ていきましょう。ちょっと化学のような話になるのですが、気にしておくのは主に4つだけ。しかしこの成分、なんとほんの100m産地がずれるだけで構成される成分が変わるので複雑奥が深いものなのです。

ナトリウム

塩の主な主成分となるナトリウム。塩のしょっぱさなどはナトリウムが正体です。食卓塩は精製塩のため、ナトリウムが多く配合されています。そのため殆どが塩辛いと感じる塩です。

カリウム

酸味。意外にも酸っぱいと感じる塩があるのですね。テレビでおなじみの伯方の塩にもカリウムが含まれています。

マグネシウム

苦味のあるマグネシウム。マグネシウムが多ければにがみのある塩になります。塩を舐めたときになんとなく苦味を感じるのはナトリウムが入っているからなのですね。

カルシウム

甘味のあるカルシウム。海水からとれる塩はミネラルが含まれるため、マグネシウムとのバランスが非常に重要とされる成分の1つです。カルシウムが多ければ甘味が増し、マグネシウムが多ければ苦味の強い塩になります。

まとめ

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2002年に塩の販売が自由化されたのを機に、多くの塩が日本に流通することになりました。現在日本で販売されている塩の数は1000種類以上とされているため、選ぶのは楽しいものの、どれにしようか迷ってしまいますよね。加工のされ方も少しずつ違うため、これはもう宝探しといってもいいでしょう。しかし塩はどの調味料よりシンプルながらも探求すれば非常に奥の深い調味料です。違いを見極めてぜひお気に入りの塩を見つけてみてくださいね。

Cham
ライター

Cham

思いつきでいろんなことをするタイプ。 趣味は料理と手帳と文具とコーヒーとー… 30超えてもいろいろ定まらない生き方をしています。

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