コーレーグースの作り方
コーレーグースは手作りをすることもできます。激辛好きな人は自作コーレーグースを楽しんでみてはいかがでしょうか。ここでは一般的なコーレーグースの作り方を紹介します。
コーレーグースの材料
作りやすい分量(150ml程度の量)
- 島唐辛子:10個程度
- 泡盛:150ml(30度以上のもの)
- 塩:ひとつまみ
- 密閉できる瓶
少量の泡盛を瓶に入れて、瓶全体に行き渡らせておけば殺菌は完璧じゃ。
煮沸+アルコール消毒ですね!これなら完璧ですね。
コーレーグースのレシピ
- 島唐辛子は丁寧に洗い、水気をふき取る。枝がついている場合は取っておく
- 一晩ほど外で干し、乾燥させる
- 瓶の半分ほどまで島唐辛子を入れたのちに、塩を入れる
- ③の瓶に泡盛を満たし、ふたをしっかり閉めたのちに冷暗所で熟成
- 熟成期間は1~2ヶ月ほど
思ってたより簡単に作れますね!
コーレーグースの作り方ポイント
コーレーグース作りのポイント
- 瓶は丁寧に消毒し、熟成中は雑菌発生に注意する
- 島唐辛子の枝や葉は取り除いておく
- 島唐辛子を乾燥させる段階で、変色しているものや傷がついているものは取り除くこと
- 泡盛を醸造酢に置き換えて作ると、激辛で酸っぱい調味料になります
島唐辛子ペーストの作り方
島唐辛子ペーストも自作できます。いろいろな作り方はあるようですが、手元に残った泡盛の有効的な使い方として、コーレーグースに近いペーストのレシピを紹介します。こちらも激辛でおすすめです。
島唐辛子ペーストの材料
- 島唐辛子(生):100g
- 塩:小さじ1
- 水:100cc
- 泡盛:50cc(30度くらいのもの)
- 好みで酢大匙1程度やニンニク2かけ程度など
- 油分がついていないホウロウ鍋
消毒した保存瓶と、フードプロセッサーやミルミキサーをご用意くださいね。
島唐辛子ペーストのレシピ
- 島唐辛子は洗って水けを切っておく
- ホウロウ鍋に島唐辛子・水・塩を入れて沸騰させてから煮込む
- 水分を飛ばすように煮るのがポイント
- 唐辛子が柔らかくなったら、泡盛を入れてひと煮立ちさせる
- 酢やニンニク(スライスしたもの)を入れる場合は泡盛を入れて、火を止める寸前
- 粗熱をとった後。ミルミキサーで粉砕して完成
- 熟成させると味がなじむ
島唐辛子ペーストの作り方ポイント
島唐辛子ペースト作りのポイント
- 湯気に刺激臭が移るため、防護マスクと換気は必須
- 水で煮込むときは水分を飛ばすようにするのがコツ
- 短期間で使用できる量を作る
コーレーグースの作り方・唐辛子に代用可能?
島唐辛子は沖縄だけで栽培されている唐辛子です。本州ではなかなか入手しにくい島唐辛子を鷹の爪で代用し、コーレーグースのレシピを応用できるか知りたいという人も見られます。もちろん唐辛子の仲間なので、鷹の爪で代用することは可能です。こちらも激辛になることは間違いありませんが、本場のコーレーグースと比較すると辛さは足りないようですね。
鷹の爪とは、生の唐辛子を乾燥させたものです。
鷹の爪代用時の注意点
鷹の爪を代用するときの注意点
- 赤唐辛子を使う。鷹の爪も代用可能
- 青唐辛子は使用不可
- 完熟していれば、生の唐辛子も使える
乾燥した唐辛子の鷹の爪は、赤い実よりも種に辛み成分が強くあります。コーレーグースのレシピを鷹の爪で代用する場合、辛み調節ができるメリットがあります。種を抜いて使えば、幾分刺激を抑えられますし、種もそのまま使えば、十分な辛みが得られまもす。ただし輪切りにした鷹の爪は泡盛が濁ってしまうため、おすすめできません。
島唐辛子と普通の唐辛子の違い
島唐辛子は日本では沖縄のみで栽培されている唐辛子と言われています。海外の唐辛子のプリッキーヌーやタバスコペッパーなどに近いキダチトウガラシ種の仲間です。一方「普通の唐辛子」と言われるものは、私たちが普段なじみ深いトウガラシ種のものです。種類が違うだけで辛さも格段に変わるようです。
次は、おいしくコーレーグースを使うための活用法です。
瓶はあらかじめ煮沸消毒をしておきましょう!