コーレーグースの活用法5選
コーレーグースはほんの1~2滴たらせば十分に味の変化を楽しめます。沖縄そばに使うだけでは使いきれないということも。コーレーグースの使い方の応用として、どのような料理にプラスできるかを紹介します。
活用法①炒め物
沖縄は豚肉料理がおいしい土地柄として知られています。豚肉をメインとした炒め物の仕上げにちょっとだけ振りかければ、ピリ辛でおいしい炒め物に変化します。野菜もおいしく食べられますよ。
活用法②タバスコやラー油の代わり
タバスコやラー油の代わりとしても使えます。トマトパスタにさっと振りかけたり、ペペロンチーノの「追い唐辛子」感覚で使ってみると新しい味わいが生まれます。醤油に酢とコーレーグース、ごま油をたらしたものに餃子をつけて食べることもよいでしょう。
活用法③刺身醤油に1滴
刺身にはわさびがつきものですが、コーレーグースに置き換えてみませんか?油分が強い魚などもさっぱりと食べることができます。わさびとは違う刺激も得られるので、お酒が進むかもしれませんね。
活用法④ナンプラーを使う料理の香りづけ
ナンプラーとは、魚を熟成させて作る魚醤です。アジア料理に多用されます。コーレーグースはナンプラーを使った料理と好相性なのです。ベトナム料理のフォーの仕上げに一振り、ナンプラーを使ったチャーハンに一振りなどいろいろなバリエーションを楽しんでみてくださいね。
活用法⑤豚肉料理の風味づけ
先にも豚肉とコーレーグースの相性に触れましたが、豚の角煮の風味付けに使ってみるとコクのなかにピリッとした辛さを楽しめます。煮豚の煮汁に少しコーレーグースをプラスすると、油っぽさも緩和され、まろやかな仕上がりになりますよ。
コーレーグースを長く使うためには
コーレーグースも時間の経過とともに劣化していきます。購入したままにしておくと味も変わってしまうので注意しましょう。保存方法に気を付け、少しでも長くコーレーグースのおいしさを楽しむために、「継ぎ足し」のレシピを覚えておきましょう。
コーレーグースの継ぎ足しレシピ
半分くらいまで使ったら、泡盛を継ぎ足します。継ぎ足した後は1週間ほど熟成させることでおいしいコーレーグースができあがります。島唐辛子に赤い色がついているうちは、何度も継ぎ足しをしてかまいません。
コーレーグースの保存方法
コーレーグースは常温保存で味を長く保てます。ただし、泡盛は甕のの中で熟成させると古酒となり、味わい深いお酒に変化しますが、コーレーグースは光に当たってしまっているため、泡盛に酵母菌が発生するといった変質が先だってしまいます。直射日光の当たる場所では保存しないようにしましょう。
コーレーグースと島唐辛子
コーレーグースを長く楽しむ方法として大切なのが、島唐辛子を取り除くタイミングです。島唐辛子の赤みが抜けてしまったときや島唐辛子が沈んでしまった場合は、いち早く島唐辛子を瓶から取り除きましょう。こうすることで、コーレーグースを長く楽しめます。ただし液体が濁ってしまった場合は、残念ですが処分しましょう。
まとめ
コーレーグースは沖縄古来の調味料です。激辛かつ泡盛をベースとしているため1~2滴の使用でも十分に味の変化を楽しむことができます。使い方次第で料理のレシピを華やかに変えてくれるので、ぜひ一度試してみてください。また、鷹の爪を代用して本州でもコーレーグースを使うことができるので、こちらもチャレンジしてはいかがでしょうか。