鉄フライパンでの油ならしのやり方!使い始めで失敗しない手順とは?

鉄フライパンでの油ならしのやり方!使い始めで失敗しない手順とは?

鉄製のフライパンは最初に油をなじませる油ならしのお手入れが重要です。こちらの記事では、最初に行う油ならしや鉄フライパンに油分をなじませる洗い方などもご紹介。鉄フライパンの使い始めで失敗しない手順やシーズニングなどのメンテナンスについても解説します。

記事の目次

  1. 1.鉄フライパンの油ならしとは
  2. 2.鉄フライパンに油ならしが必要な理由
  3. 3.鉄フライパンの油ならし方法
  4. 4.鉄フライパンのメンテナンス方法
  5. 5.鉄フライパンの油ならしのまとめ

鉄フライパンのメンテナンス方法

普段のお手入れ方法

油ならしが済んだ鉄フライパンのお手入れは、たわしや硬めのスポンジを使いお湯や水だけで洗います。洗剤を使った洗い方はせっかくなじませた油膜まで落としてしまうので、よほどひどい焦げ付きや汚れ以外はこの水洗いだけで洗います。洗った後はから焼きをして水分をしっかり飛ばし、油を薄く塗っておきましょう。近年、人気のスキレットも同じ要領でお手入れを行います。

鉄フライパンの汚れが取れない場合

ちょっとこびりついてしまったり、焦げ付いてしまったりしたら、フライパンでお湯をわかして汚れをふやかしてからたわしで洗います。鉄フライパンのほとんどの汚れはこの洗い方できれいに落ちます。

HANDSでは「フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?」の記事もおすすめです。

フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?のイメージ
フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?
フライパンについた頑固な焦げを落とすために苦労したことはありませんか?内側についてしまった焦げは残っていると作っている間も嫌な気分になりますし、外側についたこびりつきも固くて取るのが大変です。今回はフライパンの種類ごとに分けた焦げを落とす方法をご紹介します。

定期的なメンテナンス方法

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鉄フライパンの最初の油ならしをしっかり行っても、使うたびにしかりと油をなじませてから調理に取りかかりましょう。フライパンを煙が出るまでよく熱し、油を適量入れます。洗った後も一年間くらいは油がえしというシーズニングを1ヶ月に一回程度こまめに行うことで表面の油膜の層が厚くなり使い勝手のよい鉄フライパンになります。

1ヶ月に一回くらいは油をなじませるシーズニングを行うようにしましょう。

焦げたり錆びたりしたときの対処方法

重曹を使う

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日常のお手入れしっかり行っていても焦げつかせてしまうことがあります。そんなときは、フライパンでお湯をわかすときのお手入れ方法を応用して、沸騰する前に大さじ1~2杯の重曹を入れます。重曹は酸性の汚れを中和する効果があるので、焦げつきのような酸化汚れに効果的です。30分くらいもしくは1日くらいつけ置きして、いつものようにたわしで汚れを落とします。

最初のお手入れに戻る

どうしても汚れが落ちない、部分的に焦げてしまうなど、いまいち油ならしがうまくできていないときは、最初のから焼きに戻って汚れや焦げを焼き切ってしまいましょう。その後のお手入れは使い始めの油ならし同様に行います。日々、使っていて部分的に焦げつくのはストレスがたまるものです。そういうときはシーズニングがうまくできていないので最初のお手入れに戻りましょう。

目の細かいサンドペーパーで削り取る

#80くらいの紙やすりで外と内側の大まかな汚れを削り取ったら、#120~#150くらいの紙やすりを使いさらに細かく表面を削り取ります。その後、洗剤(あればクレンザー)をつけて洗い流し、水気を切っておきます。

紙やすりで磨いた表面は酸化被膜がなくなったむき出しの状態になっています。前述の「鉄フライパンの油ならしの方法」同様、鉄フライパンをしっかりとから焼きして油ならしを行います。空焼きを行うときには煙が立ち込めるので換気扇を回し、窓を開けて空気の入れ替えを十分に行いましょう。

鉄フライパンの油ならしのまとめ

出典:写真AC

鉄フライパンの油ならしを手順を知ると、使い始めで失敗することがほとんどなく、その後の調理のしやすさが格段に違います。使い始めはすぐに使いたくて適当に済ませたくなるものですが、ほんのちょっと手間をかけましょう。定期的にシーズニングを行い、油なじみがよくなる鉄フライパンを育ててみてはいかがでしょうか。

まーる
ライター

まーる

裁縫や料理など手しごとが得意です。動物が好きなのでしょっちゅう動物園や水族館に行って楽しんでいます。

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