コンビーフの豆知識
知っているとちょっと得するコンビーフの話をピックアップしてご紹介します。夕飯などの時間で家族との話題に活用できるかもしれません。これまで食卓に上る機会が少なかったコンビーフも、身近に感じられるかもしれません。
コンビーフ缶の秘密
コンビーフ缶は枕缶と呼ばれる台形の缶詰です。特性上、台形の面積が大きい側からコンビーフを詰めることにより、缶の中の空気を追い出しています。空気を追い出すことで肉の酸化を防ぎ、保存性を高めるための構造なのだとか。今はプルリングがついた缶詰が主流ですが、コンビーフの枕缶には巻き取り鍵がついています。
コンビーフ缶がなくなる?
ノザキのコンビーフはロングセラーかつ、牛のイラストが印象的な人気缶詰ですが、2020年1月に衝撃的なニュースが発表されました。
【大切なお知らせ】
— ノザキ(ノザキのコンビーフ)【公式】 (@nozaki1948) January 15, 2020
この春、台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了いたします。
枕缶での販売開始から70年、製缶等製造ラインが限界に来ており、
このような決断となりました。
長年のご愛顧、
誠にありがとうございました。
あと少しの間
枕缶をどうぞよろしくお願いします。
【1/3】 pic.twitter.com/dMHtvfK5zB
コンビーフ缶は発売以降70年も同じ枕缶スタイルで販売され続けました。2020年3月中旬以降はアルミシールタイプのコンビーフへ一新するそうです。アルミシールタイプのパッケージは開けやすく使いやすいものなので、これまで以上にコンビーフを料理する回数が増えそうですね。
コンビーフはダイエット食品になる?
コンビーフはダイエット食品といわれることがあります。ノザキのコンビーフ1缶100gの熱量は243Kcalです。たんぱく質は20.9gと高たんぱく食品であることがわかります。気になる脂質は17.3g、炭水化物は最大1.6g、食塩相当量は1.5g。熱量も含め、ここだけ切り取ってしまうと、ダイエットには不向きかもしれませんね。
一回の食事で全量食べるのではなく、少量ずつ食べるなどの工夫をすれば、コンビーフはダイエット中の栄養補給におすすめできる食品といえます。脂肪分をカットしたコンビーフも販売されているので、健康を気にする人はこういったコンビーフを食べるのもよいでしょう。お肉に含まれる鉄分なども簡単に摂取できますよ。
まとめ
おいしいおつまみから料理などに使えるコンビーフについて、レシピと合わせて紹介しました。ノザキのコンビーフが缶詰からアルミシールのパッケージへ変わるという情報などもありましたが、今後も変わらず販売されるので安心ですね。キャンプなどにも持ち運びやすいコンビーフを、ストックしてはいかがでしょうか。