パエリアの作り方!自宅でフライパンを使ってできる簡単な方法をご紹介!

パエリアの作り方!自宅でフライパンを使ってできる簡単な方法をご紹介!

スペイン発祥のパエリアは、お米と肉や魚介類、野菜などを一緒に煮込んだ米料理です。本格パエリアは自宅のフライパンでもかんたんに作れます。そこで、作り方を知らない人のために、この記事では自宅でフライパンを使ってできるかんたんなパエリアの作り方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.自宅でのパエリアの作り方を知りたい
  2. 2.自宅パエリアはフライパンで作るのがおすすめ
  3. 3.自宅でのおいしいパエリアの作り方
  4. 4.自宅でフライパンを使ったパエリアの作り方のコツ
  5. 5.まとめ

自宅でのパエリアの作り方を知りたい

Photo bymeineresterampe

パエリアはお米と魚介類、肉、野菜など、食材のエキスが溶け込んだスープで炊き込むスペインの料理です。おいしいパエリアを家のフライパンで手軽に作ってみませんか。一見難しそうなパエリアも、手順とコツを覚えれば上手に作れます。おもてなし料理にもぴったりですよ。

「パエリア」は、バレンシア語で「フライパン」という意味ですが、調理器具の名前がなぜか料理の名前として浸透していきました。

自宅パエリアはフライパンで作るのがおすすめ

おすすめ理由①どこの家庭にもある

Photo byRryioutt

パエリアを作るときの使う鍋は、パエリア鍋やスキレット、ホットプレートなどがあります。フライパンはどこの家庭にもあるので、これを使えばほかの調理器具をわざわざ買う必要がありません。

フライパンを使うと、調理から食卓に出すまでがこれ1つだけでできてしまいます!

おすすめ理由②失敗が少ない

パエリアパンはフライパンとくらべて底が薄く、はじめて使う人は焦がしやすいです。しかし家庭にあるフライパンを使えば、火の通り方などをある程度わかっていることもあり、はじめてパエリアを作る人でも失敗が少なくおすすめです。

おすすめ理由③おこげがおいしく作れる

たとえば鉄のフライパンを使ってパエリアを作ると、パリッとしたおいしいおこげが作れます。パエリアはおこげが特においしいという人も少なくありません。

本格的なパエリアでは、おこげに魚介のエキスが詰まっていて格別な味なのよ。

自宅でのおいしいパエリアの作り方

Photo byBen_Kerckx

パエリアの具は野菜だけの場合や、肉と野菜、魚介と野菜、肉と魚介と野菜などさまざまな組みあわせがあります。今回は鶏もも肉とあさり、エビを使ったかんたんパエリアの作り方を紹介しますね。
 

必要な材料(3~4人分)

  • ニンニク:2片
  • 玉ねぎ:1/2個
  • 塩コショウ:適量
  • パプリカ(赤と黄):それぞれ1/2個
  • 鶏もも肉:150g
  • あさり:150g(お好みで)
  • 米:2合
  • トマト缶:1/2缶
  • エビ:6〜8尾(お好みで)
  • パセリのみじん切り:適量
スープ
  • 水:350mL
  • 白ワイン:50~60mL
  • コンソメキューブ:1個
  • サフランまたはターメリック:適量

一般的にパエリアはサフランで色づけしますが、サフランは高価なので、代わりにお手頃なターメリックを代用してもよいでしょう。また、パプリカパウダーやくちなしの実なども使えます。

作り方①具材をカットする

にんにくと玉ねぎはみじん切りにして、パプリカは短冊切りにしてください。鶏肉は一口大にカットして、塩こしょうで下味をつけておきましょう。あさりは砂抜きしておきます。

作り方②ニンニクと玉ねぎを炒める

フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを炒めて香りが出てきたら、玉ねぎを入れて炒めてください。スープの材料を全部混ぜてそのまま20分ほど置いておきます。

あと乗せするエビなどの魚介はオリーブオイルとニンニクで炒めておくと香ばしくなっておいしいです。

作り方③鶏もも肉とパプリカを炒める

次に、鶏もも肉とパプリカを入れて炒めてください。火が通ったら鶏もも肉とパプリカをいったん取り出しましょう。

作り方④お米を炒めてスープを入れる

お米をとがずにいれて透きとおるまで炒めてください。時間は弱火で約4〜5分です。お米を炊くときは水分がなくなるまで加熱します。そこにスープの材料とトマト缶を入れて全体をなじませましょう。

作り方⑤あさりと鶏もも肉を戻してエビを入れる

あさりと鶏もも肉を戻し、さらにエビを入れて強火で約2分ほど沸騰させます。沸騰したらフタをして弱火で約14〜16分加熱してください。

お米を炊く時間はあくまでも目安なので、芯が残っている場合は⑤の加熱時間や⑥の蒸らし時間で調整しましょう。

作り方⑥パプリカを盛りつけて蒸らす

パプリカを盛りつけたあと、フタを開けたまま約15分ほど蒸らしてください。最後に強火にして約1分半ほど加熱しおこげができたら完成です。

パエリアは好きな魚介や肉、野菜を使って作ってみてください!

フライパンで簡単!我が家のパエリア♪ by ryuryutkm☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが332万品
「フライパンで簡単!我が家のパエリア♪」の作り方。☆雑誌掲載感謝♪☆フライパンで簡単にできるパエリアのレシピを紹介します。とても美味しいので、是非お試し下さい♪ 材料:米(洗わない)、玉ねぎ、にんにく..

自宅でフライパンを使ったパエリアの作り方のコツ

Photo byMay_hokkaido

コツさえ押さえれば、自宅のフライパンでも本格的なパエリアが作れます。ポイントはお米と具材をしっかり炒めることです。

コツ①お米は洗わない

パエリアは、お米に食材のうまみが凝縮されたスープを吸わせることでおいしく仕上がります。しかし、乾燥したお米を洗ってしまうと水分を吸収しやすいため、うまみたっぷりのスープが薄まったりお米にスープが染みこみにくくなったりします。パエリアを作る際は、お米を洗わないようにしましょう。また、パエリアに使うお米は特別なものでなく、日本のお米で問題ありません。

コツ②ニンニクと玉ねぎはしっかり炒める

ニンニクと玉ねぎのみじん切りは、きつね色になるまでしっかり炒めてください。そうすることで、パエリアのベースになるうまみが引き出されます。

ニンニクとたまねぎを炒めるときに、にんじんを入れると色どりがきれいに仕上がります。

コツ③米をしっかり炒める

お米は炒めと油でコーティングされて、でんぷんがスープに溶け出さずにすみます。ドロっとせずにパラッとしたおいしいパエリアに仕上がります。

コツ④フタは米の硬さの好みで

本場のパエリアのように、お米をパリッと仕上げたい場合はフタはしません。しかし、ふっくら仕上げたい場合はフタをして蒸らしてください。また、フタがない場合はアルミホイルで代用できます。

まとめ

Photo byEstudioWebDoce

パエリアは洋風炊きみご飯のような料理で、日本人にもなじみやすい料理です。いつも使っているフライパンさえあれば、家でのパーティーや野外のキャンプなどで作ってみるのもおすすめです。今回は材料に鶏肉を使いましたが、カキやイカなどもとてもあいますよ。

フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?のイメージ
フライパンの焦げを簡単に落とす方法とは?力のいらない楽な方法は?
フライパンについた頑固な焦げを落とすために苦労したことはありませんか?内側についてしまった焦げは残っていると作っている間も嫌な気分になりますし、外側についたこびりつきも固くて取るのが大変です。今回はフライパンの種類ごとに分けた焦げを落とす方法をご紹介します。
鉄フライパンでの油ならしのやり方!使い始めで失敗しない手順とは?のイメージ
鉄フライパンでの油ならしのやり方!使い始めで失敗しない手順とは?
鉄製のフライパンは最初に油をなじませる油ならしのお手入れが重要です。こちらの記事では、最初に行う油ならしや鉄フライパンに油分をなじませる洗い方などもご紹介。鉄フライパンの使い始めで失敗しない手順やシーズニングなどのメンテナンスについても解説します。
フライパンの寿命と見分け方は?長持ちさせる5つのポイントも紹介!のイメージ
フライパンの寿命と見分け方は?長持ちさせる5つのポイントも紹介!
テフロン・マーブルコート・鉄製などさまざまな種類を耳にするフライパン。使用を重ねるごとに劣化し、焦げ付くようになりますが、具体的な寿命については判断がしにくいものですよね。フライパンの種類ごとの寿命とその見分け方、長持ちさせるポイントについてご紹介します。
鉄フライパンに肉・野菜がくっついてしまう理由は?効果的な対策は?のイメージ
鉄フライパンに肉・野菜がくっついてしまう理由は?効果的な対策は?
鉄フライパンはくっつくなど使い方が難しく、料理上級者が使うのものだと思っている人は少なくありません。しかし、鉄フライパンがくっつくには理由があり、しっかりお手入れすれば初心者でも使えます。この記事では、鉄フライパンに食材がくっつく理由などを紹介します。
miki
ライター

miki

毎日を楽しみながら暮らしたい!そして、大切にしたいのは遊び心と好奇心です。

関連記事

記事ランキング